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食材や健康食品やサプリメントの栄養・調理方法・料理方法・保存方法・豆知識を紹介。
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きゅうり
2011-08-14 (日) | 編集 |
 きゅうりの原産地はインド、ヒマラヤといわれており三千年以上前から栽培されている。日本には6~10世紀ごろに中国から伝えられたが、本格的に栽培されるようになったのは17世紀以降である。昔は、きゅうりの切り口が葵の紋に似ていることから、武士が恐れ多いと言って食べなかったという。しかし、現在の日本人にとってはサラダ、漬け物、酢の物などをはじめ、サンドイッチの具や中華料理の炒め物の具、ちょっとした彩りにもなくてはならない存在になっている。
 きゅうりにはそれほど目立った栄養成分はない。きゅうりは90%以上が水分だが、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラル、食物繊維、ビタミンA・B群・Cなどををバランスよく含んでいる。豊富に含まれているカリウムは塩分の排出を助け高血圧を予防する働きもあり、利尿作用がありむくみ防止に効果がある。ビタミンA(β-カロチン)は活性酸素の働きを抑制する作用があり、癌を防ぐ効果がある。
 ビタミンCは肌や皮膚の老化を防ぎ美容に役立つ栄養素である。きゅうり自身もビタミンCを含んでいるが、きゅうりにはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれている。酢をつかったり加熱すれば大丈夫なので、生のまま他の野菜と一緒にサラダやジュースにするときは食べる直前に混ぜ合わせるか、酢を加えたドレッシングをつかうといい。
 きゅうりの青臭さの成分であるピラジンは血栓を予防し、脳梗塞・心筋梗塞などに効果があると言われている。ほかにもきゅうりには、身体にこもった熱を取り除く作用や、アルコール代謝を促す働きがあり、夏バテ予防・二日酔いに摂りたい食材の一つでもある。 皮膚・粘膜・目の網膜を健康に保つ作用のほか、免疫力を強化し細菌やウイルスから身体を守る働きがある。
 イソクエルシトリンにより二日酔い、胃弱に効果があり、利尿作用やむくみ除去にも効果がある。
 生で食べても美味しいきゅうりだが、ぬか漬けにするとさらにビタミンB1が多くなり、荒れた胃粘膜の修復もしてくれる。炒め物にも利用できるが、火を通すときはあまりじっくり炒めずさっと通す程度にした方がきゅうり独特のしゃきしゃき感を損なわない。胃弱や冷え性の場合、たくさん食べると下痢を起こすことがあるので、注意した方がいい。
 湯火傷のほかに打撲傷など薬効があり、外用薬としても効能がある。きゅうりの水をとっておくと飲んでよし、外用によし、美顔料にもいい。きゅうりの水のとり方は二つの方法がある。ひとつは熟した生きゅうりを突きつぶして瓶に入れきっちりと蓋をしてテープで目張りをしておき、2~3日後に布でこして蓄えておく。もうひとつは、きゅうりが熟したころ、つるを地面から50cmくらいのところで切り、切り口をビンの中に差しこんでおくと切り口から水が滴って一晩で4合くらいたまる。1割くらいのアルコールを混ぜておくと腐敗の恐れがない。
 最近はハウスやマルチ栽培のきゅうりが一年中出回っているが、旬は初夏から真夏にかけてで、冬のハウス栽培に比べると栄養価もかなり違う。野菜は旬のものを食べれば美味しく栄養もある。暑い夏は水分補給に役立ち、体を冷やす作用は暑さをふきとばしてくれる。しぼり汁はへちまのしぼり汁のように化粧水に利用されたり、薄切りしたものを肌にのせてパックがわりにする場合もある。
 きゅうりはいぼの色から黒いぼと白いぼ種にわけられる。最近では品質のいい白いぼ品種の改良されたものが一般的で、黒いぼきゅうりはあまり見かけない。他にも未熟なものを食べる「もろきゅう」や表面がしわしわの「四葉(すうよう)きゅうり」などがある。表面に白く粉をふいたようなブルームきゅうりは、粉が農薬に間違われがちだということで近頃は滅多に見かけなくなった。
 全体的に緑色が濃くツヤがあり、切り口が新しく、いぼいぼが痛いくらいとがっているものが新鮮である。太さが均一なものの方がいいが、多少曲がっていても味や栄養に変わりはない。
 保存するときは、水気をふき取りラップして冷蔵庫の野菜室に入れる。水分が多いので冷えすぎると凍りやすく傷みが早いので気をつける。
 きゅうりの海苔巻きのことを「カッパ」と言うのはきゅうりがカッパの好物だったからである。江戸時代には初もののきゅうりを川に流し、水の神であるカッパにお供えしたという。
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