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食材や健康食品やサプリメントの栄養・調理方法・料理方法・保存方法・豆知識を紹介。
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スピルリナ
2011-09-08 (木) | 編集 |
 スピルリナは主に中米やアフリカの熱帯から亜熱帯地方の、高塩分で高アルカリの湖に生息している緑青色の微細藍藻類の仲間である。全長が0.3~0.5mmで、淡水に生息する通常の藻と異なり、高温・高アルカリ・高塩分という厳しい環境条件で繁殖する。スピルリナは水に溶けた二酸化炭素と栄養成分があれば光合成で酸素を発生しながら増殖するが、他の植物のようにデンプンをつくるのではなく、エネルギー変換に有効なグリコーゲン(動物性の炭水化物)をつくる。古くはアフリカ中央部のチャド湖に自生するスピルリナを周辺住民が天日乾燥して食料としていた。スピルリナとはラテン語で「ねじれた」「螺旋」という意味の言葉で、形体がコルク抜きの様にねじれていることからこう呼ばれている。
 地球上で最初の生物は細菌類と藍藻類で約35億年以前に現れたとされているが、スピルリナはその中の一種類である。生物が植物と動物に分化する前に生まれたスピルリナには動物と植物の両方の特徴があり、成分的には動物に近く、良質なたんぱく質を豊富に含んでいる。タンパク質の含有比率は50~70%とも言われている。脂肪酸としてはパルミチン酸、γ-リノレン酸、リノール酸を含んでいる。
 βカロチンをはじめ、ビタミンB群、ビタミンE、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウムを豊富に含む。少量でも緑黄色野菜で摂取できる栄養素をまとめてとることができ、低カロリーで消化吸収に優れている。動物実験では、スピルリナを摂取することによって高脂血症誘導ラット・糖尿病誘導マウス・脂肪肝誘導マウスなどについて予防・改善効果が報告されているが、ヒトの生活習慣病に対する有効性については、現時点ではまだデータが十分に蓄積されていない。
 スピルリナは抗酸化物質であるβ-カロテンやビタミンEを比較的多く含んでいることから抗酸化作用が期待されている。抗ウィルス作用としては、単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)に対する効果が強く、フィコシアニンがヒト横紋筋肉腫細胞とサルの腎細胞において抗エンテロウイルス-71活性を示すことが確認されている。スピルリナに含まれているフィコシアニンには感染症、食物アレルギー、炎症性疾患を防御する効果があると考えられている。
 スピルリナは粉末や錠剤などのサプリメントで販売されている。摂取の目安量は製品により異なるが、1日当たり約2~8gである。NASA(米国航空宇宙局)では宇宙未来食糧として研究されている。国連ではクロアチアやアフリカの難民の食料として利用している。
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