食材や健康食品やサプリメントの栄養・調理方法・料理方法・保存方法・豆知識を紹介。
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あなご
2011-09-03 (土) | 編集 |
 あなご(穴子)と言う名前は生態から由来したもので、昼間は内湾の砂泥地帯で尾の先で掘った穴や障害物の陰などにひそんでいて、夜になると穴から這い出してきて小魚や甲殻類などの動物質のえさを捕食する。北海道以南の日本各地に分布する。
 関東地方で特に好まれ、江戸前の寿司・天ぷらには欠かせない。夏が旬だが1年中出回っており、味も年間を通じてあまり変わらない。日本で一般に知られているのは「真穴子」「銀穴子」「黒穴子」「御殿穴子」(標準和名)である。東京湾であなごといえば「真穴子」で、最も多く漁獲され味もいい。鱧(ハモ)を食べる習慣のなかった北海道ではあなごのことをハモという。
 うなぎにそっくりなあなごだが、うなぎに負けないくらい健康効果をもっている。あなごは皮膚や粘膜を健康にするビタミンAが多く、皮膚のかさつきやニキビといった肌のトラブルに効果的である。粘膜を保護し、胃腸など内蔵の機能を強化する。細菌・ウィルスを防ぎ、風邪の予防などに効果がある。目の粘膜を強化して視力の低下を防いだり、食中毒などの予防効果もある。ビタミンEも含み、肌の老化を防ぐ効果がある。ビタミンCも多く含み、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムも含む。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれるので、骨や歯の強化に効果がある。カリウムも豊富で、ナトリウムを排泄し、高血圧の予防にも役立つ。
 たんぱく質や脂質が多いが、うなぎに比べると脂質は少なく、低カロリーで高たんぱくである。脂質にはIPA(イコサペンタエン酸)が含まれるので、血栓を溶かし、血液の流れをよくする。たんぱく質は滋養強壮によく、夏バテや疲労回復に役立つ。
 EPA(エイコサペンタエン酸)は100g中0.5g含まれる。EPAはコレステロールを下げ、中性脂肪を減らす効果がある。結果、血栓症や動脈硬化の予防に役立つ。心臓欠陥症などにもいい。
 DHA(ドコサヘキサエン酸)は100g中0.7g含まれる。DHAは脳や眼の働きを高め、記憶力や判断力をよくする。視力回復にも効果がある。
 あなごの料理法は「天ぷら」「煮物」「寿司ネタ」「蒲焼」「白焼き」「八幡巻き」「酢の物」が一般的である。中骨はから揚げにし、軽く塩コショウを振るとビールのつまみに向いている。「江戸前あなご」は肌があめ色をして皮もやわらかく、味も最高と言われている。
 真穴子に比べ、銀穴子、黒穴子は味が劣り加工原料用とされている。韓国からの穴子が多量に入荷しているが「江戸前あなご」に比べて肌色が濃く、皮も身も硬い。
オレンジ
2011-08-27 (土) | 編集 |
 オレンジには、ネーブル(へその意味)、バレンシアや赤い実が特徴のブラッドなどの種類がある。成分はビタミンCのほか、カルシウム、食物繊維、カリウム、ペクチン、フラボノイド、葉酸などである。美容にうれしいのはもちろんのこと、さまざまな生活習慣病を予防してくれる成分もたっぷり含まれている。
 ビタミンCは抗酸化作用が強いので癌予防や老化防止に役立つ。肌の新陳代謝を促すのでシミ、ソバカスなど肌の悩みを防いでくれる。カリウムは血液中の濃度を一定に保つために余分なナトリウムを排泄する働きがあるので高血圧予防が期待できる。オレンジの皮に含まれているペクチンは血液中のコレステロールの減らして動脈硬化を防ぐ働きがある。ペクチンには整腸作用もあり、便秘を予防する効果が期待できる。
 外国の朝食では 1杯のオレンジジュースを飲むのがポピュラーである。オレンジをジュースにすると、ビタミンCが多く含まれており、疲労回復作用などがある。虫歯や若禿げを予防し、骨へのカルシウム沈着を促進する。ヘルシーだが糖分も多いので注意が必要である。オレンジの果汁は菓子だけではなく、米を炊いてピラフにしたり、ドレッシングをつくったりと、料理にもいろいろ利用できる。マーマレードは肉と相性がいい。マーマレードを同量の醤油と良く混ぜて作ったタレにスペアリブや鶏肉などを漬けて焼くだけで、おいしい一品ができる。
 小さい未熟果をブランデーやアルコールなどで冷たく浸して飲むと、消化促進作用がある。ジャムやビターオレンジゼリーなどに加工された食品を摂取すると、食欲増進作用や消化促進作用などがある。
 つぼみや花は過労や心身の疲労回復、神経過敏の改善、高血圧や抑うつ症、不安症や慢性下痢の改善、心臓の痙攣の緩和、心悸高進作用、食欲増進作用、消化促進作用などの効果がある。干して乾燥させたビターオレンジの果皮にも食欲増進作用や消化促進作用などがあるので、様々な食品に混入させると有効である。乾燥させた葉には鎮静作用、消化促進作用、解熱作用、強壮作用、発汗作用などがある。強い精神刺激作用があり、記憶力を向上させ、活力を与えてくれる。
 アロマテラピーに関しては、新芽からプティグレインオイル、花からネロリオイル、果皮からビターオレンジオイルが生成される。
 オレンジの皮には油汚れを落とすリモネンが含まれている。鍋やガス周りはオレンジの皮をつかって香り(アロマ)を楽しみながら掃除するのもいいだろう。
オリーブ
2011-08-27 (土) | 編集 |
 オリーブの原産地は中近東で、日本では明治時代から栽培されるようになった。オリーブの産地では香川県の小豆島がよく知られている。渋味があるのでピクルスのように調味液に漬けたものを食べるのが一般的である。オリーブの実はあまり熟していない緑色のものと、よく熟した黒色のものがある。主な成分はカルシウム、カリウム、ナトリウム、ビタミンC、ビタミンB1などである。オリーブ果実の渋みには動脈硬化やアレルギーを防ぐ成分が含まれ、雑菌の繁殖を抑えたり、油の酸化を防止する働きがある。
 オリーブオイルは実から油をそのまま絞ったバージンオイルのほか、バージンオイルを精製したオイルがある。バージンオイルの中でも上質なものはエキストラ・バージンオイルと呼ばれる。ドレッシングやマリネなど生でつかう場合はエキストラ・バージンオイルが風味がよくオススメである。イタリア料理には欠かせない。
 オリーブオイルが健康的といわれるのは他の植物オイルに比べて圧倒的にオレイン酸が多いからである(品種改良された紅花油やひまわり油にはオリーブオイルと同等かそれ以上のオレイン酸を含むものもある)。オレイン酸は血液中の悪玉コレステロールを減らすほか、老化の原因とされる活性酸素の活動を抑える優れた抗酸化力を発揮する。血糖値をコントロールするインスリンの働きを助け、体脂肪をためにくくする脂肪酸である。逆に悪玉コレステロールを増やしがちな飽和脂肪酸が少ないのもオリーブオイルの特長である。オレイン酸にはビタミンEの吸収を促す働きもある。ビタミンEは体のサビを抑える抗酸化作用で「若返りのビタミン」と呼ばれる。国立がんセンターが発表した「がんを防ぐための12ヵ条」でも、発がん物質がつくられるのを抑えるはたらきがあるビタミンのひとつとして、積極的な摂取が薦められている。ビタミンE不足が気になるなら、サプリメントで補うなどしながら、オリーブオイルとともに上手に摂取していきたい。
 オリーブオイルにはビタミンやミネラルがたっぷり含まれていて、微量成分は300種以上ともいわれる。ビタミンA(目の機能を保ち、肌荒れや風邪を予防)、βカロチン(体内でビタミンAに変化し、抗酸化物質として効果的)、ビタミンE(動脈硬化や老化を防ぐ)、ポリフェノール(活性酸素に力を発揮して、シミ・ソバカス・老化を予防)、スクワラン(皮脂とともに肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎ保湿する)などが含まれている。心臓血管症、消化器官や肝臓、胆嚢の機能障害、骨粗しょう症、糖尿病などの予防や治療に役立つ。


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